2013年6月30日日曜日

真イワシ、鮮度抜群!

久しぶりの真いわしです。目が覚めるような鮮度。
大きさ(20cm~)と言い、脂ののりも抜群です


今日のお客様にカルパチョはと、一部はそれように、他はソミュール液に漬けてマリネ。
一晩冷蔵庫で乾かしてスモークにします。伊東の Sardine fumeです。


伊東は干物作りが盛んですが、作り方は途中まで殆ど同じです。
美味しさを決めるのは、やはり、どちらも原料の質でしょう。
さて、今日のお客様には残念ながら真イワシのカルパッチョのチョイス無し。

今日は久しぶりにお流れを我が家の食卓で頂戴することに。
主食がご飯でしたので単にショウガとゆずポン酢で・・
美味しかった!

夏のスタミナ源

夏のスタミナ源はやっぱりステーキという方にオススメです。
国産牛150gのサーロインステーキです。

アラカルト、ランチコース、ディナーコースでも召し上がれます。
ソースはフォンドヴォー 又は 和風ソースで、お好みをどうぞ。

夏を乗り切る為のエネルギーの準備をどうぞ。


・アラカルト¥3,000  ・ランチコース¥3,780 ・ディナーコース ¥5,000



2013年6月28日金曜日

アボガドさん、ごめんなさい!

アボガドは栄養の優等生と、栄養学上言われています。
観賞用にも水耕で種から芽を出させて楽しむ事もしました。
ちょうど今はアボガドの旬で、良く熟した物が店頭に並んでいます。

この夏はアボガドで何かオードブルをと考え、色々と作っては試食を。
オードヴルですから使ってせいぜい半分、えび、たこ、地魚とで特別に作ったソースを絡めての試食。
本当に今はアボガドが旬なのですね。美味しい。これで行こう!
夏の前菜にと試食の段階で90パーセント決まり。

ところが、暫くすると私のお腹に異変が。
前菜を食べただけで、お腹がいっぱいに・・?
もう食欲はありません。そしてその後も、胃の膨張感が抜けない。
消化不良です。アレレ?。エビか?タコか?魚か?そんなバカな。
すべてその場で調理した新鮮なもの。えっ? アボガドが? 
主人「まさか?」 同じように食べた主人はなんともないのですから。
「たこを噛まないで食べたんだろ」ですって。「いいえ」です。原因が分かりません。

2~3日して料理のデザインに今ひとつ納得が出来なかったこともあり、もう一度試作、
今度はアボガドの量を4分の1にして試食、結果、私のお腹は同じ状態に。主人はなんともなし。

私の確信はアボガドに! そして、そう、こんな時のお助けマン、インターネットに。
やはり。結構居るようです。アボガドが合わない方 アボガドで消化不良
私自身の胃が疲れていたのかも知れませんが。アボガドの脂質に起因するようです。

主人は問題無く美味しく食べられたので、このメニューを実行するか、否か?

夏は、水分を沢山取るようになるので、胃液も薄くなり、胃も疲れ気味になるのが当然の成り行きです。   
なので、当店では、とりあえずお蔵入り。 
胃が丈夫でお酒を飲む方には良いかも、脂質が胃の粘膜を守ってくれそうですね

シェフすらも、アボガドで 又ひとつ見えてきた、食の表裏。

いくら栄養価が高くても、美味しくても、健康を損なっては元も子も無いのですから。
まだまだこういった食材があるかもしれません。要注意です。

又、お客様も美味しいものを食べるときの健康状態には要注意してくださいね。

今回はマダムが実験台になったアボガドの試食でした。
又、いつでも食の実験台になります。消化剤を用意してね。

                    
 お蔵入りアボガド料理二品 

2013年6月25日火曜日

ピーチメルバ

 夏のデザートの主役、ピーチメルバがスタートしました。
去年より2週間も早めのお目見えです。

極早生の白桃のおかげです。
まだ小ぶりなので丸ごとひとつ。

中から可愛い桃太郎が出てきそうですが・・・
、、自家製のアイスクリームが詰まっています。

ディナーのお楽しみを最後に独占してしまうピーチメルバ。
今年の夏も活躍しそうですv





2013年6月24日月曜日

魚介の16穀タブレ

タブレといえば、クスクスを使ったサラダのことですが、
ル・マルシェではそのクスクスを日本古来の玄米、穀物を使って作っています。

今回は小エビの16穀タブレです。
ランチコースの週替わり前菜として提供しています
6月24日(月)~30日(日) 





2013年6月23日日曜日

生のプルーン

プルーンと言えば、ドライフルーツのプルーンがお馴染みで、
特に若い女性の見方です。又抗酸化作用もあり、老化防止にも良いそうです。

そしてコチラが、そのプルーンの原形、生のスモモなんです・・と、思いきや、
実はドライフルーツのプルーンは、ほとんどが西洋種でこれではないようです。
日本のスモモはほとんどが生食用で出荷されるそうです。
多分、全体量が少ないのでしょう。

こんな可愛らしく、甘酸っぱい美味しいスモモは初めてです。
大きさは直径3~3.5cm程度
早速、食後のデザートの付け合せに。

スモモを調べる為に開いたページ、果物ナビです




2013年6月22日土曜日

桃の初仕入れ

今年初、桃の仕入れです。

梅雨が明けないと桃の季節って感じではないのですが、
コチラは極早生種「ちよひめ」だそうです。初めて使う品種なのでとりあえず。

定番ピーチメルバをお待ちの方もおられ、仕入れをしたものの・・
やはり、まだ早いようです。シロップ煮するには扱い易いようですが

ル・マルシェのピーチメルバは生の桃が売物なので、もう少しお待ちください。





2013年6月21日金曜日

初カツオ、地中海風マリネ

日本の「お出汁の素」に代表されるカツオですが、
熱を通すとパサついた食感となってしまうとされているので、
生食、又は半生状態で食するのがほとんどです。

でも、こんな初カツオの料理もいいですよ!
夏に向けて食欲が落ちるような時、少々酢の利いた料理が美味しく感じられる様になります。
体が欲しがるのですよね。
しっかり火を通してありますがパサツキ感はありません。

いくらヘルシーであっても、取るべきものはきちんととって、夏バテに備えてくださいね。



2013年6月20日木曜日

なすのキャビア風

只今、ディナータイムにワインを召し上がるお客様に

アミューズとして、なすのキャビア風をサービスしております。

コース料理に入る前にワインとお楽しみください

(キャビアを使ったお料理ではありません)

2013年6月18日火曜日

伊豆ル・マルシェの伊勢海老料理

フレンチで味わう伊勢海老料理。こちらのお料理は予約が必要です。

伊豆ですから、プリプリ伊勢海老を提供できるのです。
それを支えてくれる業者さんがいてこそなんですが。

5月~8月は伊勢海老の産卵期で禁漁です。
業者の方の蓄養となります。個人のお店では出来ないことです。

今回の伊勢海老には卵が、一緒に調理して召し上がっていただきました。



上記伊勢海老をメインにコースになっております
(前菜、スープ、デザート、食後のお飲物付)


2013年6月17日月曜日

豚フィレ肉&タプナード

この季節になると、良質のお肉をさっぱり食べたくなります。
そんな時にオススメする豚のフィレ肉タプナードソースです。

これまでは魚料理に使うことが多かったのですが、
今年は豚のフィレ肉に合わせてみたところ、美味しいこと、美味しいこと。
豚のフィレ肉は脂身が無いので、
とかく旨味を加えるために脂、油を補った調理が多いのですが
タプナードがフィレ肉の旨味を十分引き出して
カロリーが気になる方にもヘルシーな料理になりました。



タプナードは、フランス南東部プロバンス地方の料理で、
又はグリーンオリーブ・アンチョビー・オリーブオイル・にんにく・香草で作ったペーストです。

2013年6月16日日曜日

脳に美味しい

先日常連のお客様より頂いたお土産です。
お土産には普通お腹に入る美味しいものが相場ですが、
コチラはちょっと違う・・・脳みそが喜び栄養になる本です

オリンピック魂
一流アスリートから政治家として活躍されている橋本聖子さんの、
心身の鍛え方、考え方が、その経験を通し分かりやすく描かれていました。
お客様に頂いた本ですが
今日は脳に美味しい本の紹介です。

伊豆の魚、食卓へ

ここ最近のル・マルシェにやってきた伊豆の魚です
勿論地元の方々の食卓にも上がっている魚ですが、
並べてみると・・・写真に残っているものだけでも、こんなに!
海には本当にたくさんの魚がいることを再認識します。
私達はそれを生きる糧にしているのかと思うと改めて海(自然)に感謝が。
失いたくないですね、豊かな海を。
それぞれをそれなりに美味しく調理するのが料理人の役目です。
シェフ、これからも頑張ってくださいね!

私も忘れないように伊豆のル・マルシェの魚写真を沢山残したいです


2013年6月13日木曜日

ランチコース (一例)

前菜
そば粉のパンケーキ、アジのスモーク、イタリアの生ハム
その他、週替わり前菜等

メインディッシュ
鴨のコンフィ
(その他、お魚、牛肉、鶏肉料理)

デザート 
冷たいヌガー 等

その他、自家製のパン、食後のお飲物 付



2013年6月12日水曜日

北海道のグリーンアスパラ 

北海道の知人から届けられたグリーンアスパラ。
今ではホワイトが好まれ、紫が珍重がられていますが、あえてグリーンです。
シンプルに生ハムとあわせ、レモンとオリーブ油であっさり。
みずみずしく、シャキシャキした感触はさすが北海道からの直送ものです。








2013年6月11日火曜日

おご鯛のポワレ、バジル風味


おご鯛も又珍しい魚かもしれないですね。
私達には馴染みのある魚でも、マタイ、ヒラメのように知名度はありません。
又、土地それぞれで呼び名が違うようで、おご鯛は関東地区での呼び名のようです。
伊豆にいらした際に、こうした地でしか召し上がれない
お魚に出会っていただければいいな~と思います。





2013年6月10日月曜日

本日のお料理から


夜はいつも軽い食事で、昼はしっかりと召し上がる方は
健康に良い食生活を送られているように思います。

そういうお客様ご希望のランチ、スペシャルコースより
メインディッシュお魚とお肉を撮影しました。
 スズキのポワレズッキーニ添え

国産牛サーロイン、二種のソース


2013年6月9日日曜日

カラメルのムース、ショコラグラス添え

ほろ苦いカラメルのムースにショコラが合います。
これはポピュラーな組み合わせのようです。
今回はショコラグラス(アイスクリーム)をあわせてみました、
溶けてゆくショコラとカラメルのムースが相まって、お口の中でとろ~り。
食後の別腹に負担無く、甘くて美味しいです。


2013年6月8日土曜日

初夏のおもてなし

マルシェコースA より

伊豆トマトのファルシー、小エビのカクテル入り

野菜のポタージュ

おご鯛のバジル風味
カラメルのムース、ショコラグラス添え

その他 パン、食後の飲物付


2013年6月5日水曜日

伊豆トマトのファルシー

初夏の前菜に

今では1年中あるトマト、やはり美味しくなるのはこれからです。
種類も多く、トマトを使った料理も年々増えています。
ファルシーという料理も、トマトに限らず、
ピーマン、玉ネギ、ナス、ズッキにー等を使って作ります。
野菜をくりぬいて詰め物をした料理のことで、
火を通したものが多いようです。

今回のトマトのファシーは小エビのカクテルを生のトマトに詰めました。
自家製のオーロラソースがトマトに優しく染み込んで馴染みます。
サラダ感覚で召し上がっていただける、ヘルシーな一皿になりました

シェフとマダムのレストラン

店のこと料理のことは、営業上写真をのせて言葉を添えて、色々ご紹介しておりますが、
今まで自己紹介なるものはほとんどしておりません。
ので、ここでちょっと私共について書かせていただきます。

シェフをしている主人と、マダムをしている私で、レストランを切り盛りしています。
性格が全く正反対、興味関心事もまるで違う。男と女ですから当然です。
同じ店の中で仕事をしていて役割分担がはっきりしているから、それはそうなのです。
衝突することも度々。延長戦は家庭内に続きます。
娘がいた頃は緩衝材になってくれていました。今ではその娘もいません。

歳なりに衝突は少なくなりましたが、それぞれ好き勝手にやっているという不干渉状態。
それでも、店の営業が二人の仕事ですからあれやこれやの毎日です。
亀とウサギが頂上目指して、走り続けている状態です。

どちらが亀でどちらがウサギかって? 交代制です。

田舎育ちのシェフはパリが好き。都会育ちのマダムは田舎が好き。
シェフはパリの街歩き。レストラン、ビストロ、カフェが好き。
マダムはフランスの地方、農村風景、特にブドウ畑が好き。

共通趣味は・・・・? 只今のところ、店・・・・・・?
そろそろ終活ですので気合だけは入ります。

最近はfacebookなるもがあってインターネットで自分の顔を載せるのは当たり前、普通のこと。
しかしながら未だに、シェフ曰く、「芸能人じゃあるまいし」。
マダム曰く「恥ずかしくて、とてもじゃないけど」。
まあ時間とともに、いつかそんな気持が払拭できたら、
顔を出してインターネット上を散歩してみたいのですが、今のところ、まだ無理です。

今紹介できるのは孫娘が描いてくれた私の顔。(シェフのはナシ)雰囲気出てますよ!

主人が自分で大切にしまってあったのを出してきました。
こちらが孫から見たシェフの顔です。
私達の年代の方は既に退職されて、第二の人生を歩まれている方も多いし、
既に、悠々自適の方もおられます。
私達にはそれは無い様です。このままゆっくりでもレストランをやっていきます。
生涯現役と言えばカッコイイので、そうさせて下さい。
主人曰く 「好きこそ・・」 
続けられる仕事に関わっていられるレストラン経営です。

これからも、美味しいものをフランス料理という視点から探求し、実現し
お客様に提供してゆきたいと思っています。

2013年6月1日土曜日

残り物に福・・?

先日バースデーケーキを作った際に残ったホイップした生クリーム。
どうしようか? 気になっていたらしいシェフは、スポンジ生地を作り始めました。
日本人が好きとされているフワフワのスポンジ。
フランス式のスポンジ生地と少々違うのです。卵白の分量を・・・・?
なにやら考え込んでやっていますが、私には分かりません。
スポンジひとつとっても色々あるのですから。

出来上がったのはロールケーキです。
んっ・・いつもと違う。どちらが美味しいか? なんて言えません。
、庭の仕事をしていた私に丁度良いおやつになりました。
残り物でもこんなに美味しいものが出来上がれば、福です。
が・・・どうしても考えてしまいます。
「美味しかった」で終わればよいのですが・・
評価、分析、追求 尽きないのです。レストラン業、職人のサガなのでしょう。