2013年6月5日水曜日

シェフとマダムのレストラン

店のこと料理のことは、営業上写真をのせて言葉を添えて、色々ご紹介しておりますが、
今まで自己紹介なるものはほとんどしておりません。
ので、ここでちょっと私共について書かせていただきます。

シェフをしている主人と、マダムをしている私で、レストランを切り盛りしています。
性格が全く正反対、興味関心事もまるで違う。男と女ですから当然です。
同じ店の中で仕事をしていて役割分担がはっきりしているから、それはそうなのです。
衝突することも度々。延長戦は家庭内に続きます。
娘がいた頃は緩衝材になってくれていました。今ではその娘もいません。

歳なりに衝突は少なくなりましたが、それぞれ好き勝手にやっているという不干渉状態。
それでも、店の営業が二人の仕事ですからあれやこれやの毎日です。
亀とウサギが頂上目指して、走り続けている状態です。

どちらが亀でどちらがウサギかって? 交代制です。

田舎育ちのシェフはパリが好き。都会育ちのマダムは田舎が好き。
シェフはパリの街歩き。レストラン、ビストロ、カフェが好き。
マダムはフランスの地方、農村風景、特にブドウ畑が好き。

共通趣味は・・・・? 只今のところ、店・・・・・・?
そろそろ終活ですので気合だけは入ります。

最近はfacebookなるもがあってインターネットで自分の顔を載せるのは当たり前、普通のこと。
しかしながら未だに、シェフ曰く、「芸能人じゃあるまいし」。
マダム曰く「恥ずかしくて、とてもじゃないけど」。
まあ時間とともに、いつかそんな気持が払拭できたら、
顔を出してインターネット上を散歩してみたいのですが、今のところ、まだ無理です。

今紹介できるのは孫娘が描いてくれた私の顔。(シェフのはナシ)雰囲気出てますよ!

主人が自分で大切にしまってあったのを出してきました。
こちらが孫から見たシェフの顔です。
私達の年代の方は既に退職されて、第二の人生を歩まれている方も多いし、
既に、悠々自適の方もおられます。
私達にはそれは無い様です。このままゆっくりでもレストランをやっていきます。
生涯現役と言えばカッコイイので、そうさせて下さい。
主人曰く 「好きこそ・・」 
続けられる仕事に関わっていられるレストラン経営です。

これからも、美味しいものをフランス料理という視点から探求し、実現し
お客様に提供してゆきたいと思っています。