生のフランボワーズを見つけてきました
パイ生地の製作は気温が上がる時期には不向きなので、
どうしてもこの時期に集中します。
今日はその場で作るミルフィーユ
~ マダムの個人的な ミルフィーユ ばなし ~
随分前のことですが、パリのホテル、メリディアン・エトワール
に到着して直に戴いたミルフィーユが、今でも鮮明に思い出されます。
どこにでもある長方形の作り置きのものでしたが
食べてみると・・・・・・
私のミルフィーユ観が変わった瞬間です。
立てたままフォークが上から下までサクサク、サック。
口の中でパイが軽やかに弾み、クリームがとろける!
この幸せの瞬間を今でも覚えています。
パティシエからこの世界に入った主人に話しましたところ
その美味しい理由を聞かされたように思います。
その頃は全ての環境も違い、あのフランスのミルフィーユは
日本ではチョット無理と、私は、諦めていましたが
そこは職人である主人。この時期には、挑戦なのです。